■ ID | 136 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 高濃度リン含有排水からのリン除去・回収プロセスの開発 |
■ 著者 | 井上雄三
国立環境研究所 吉川雄規 国立環境研究所 河村清史 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回廃棄物学会研究発表会、平成13年11月1日 |
■ 抄録・要旨 | 経済的採掘という点で枯渇資源であるリンは、し尿や畜糞尿などの液状廃棄物に高濃度に含まれている。そこで、これらからリンを効率的に除去・回収するためにジルコニウムフェライト造粒体を利用することを想定し、その吸着特性、脱着特性、再生特性及び実排水によるカラム吸着特性について基礎データを得た。
得られた成果は、以下のようであった。@吸着等温線はラングミュア型であり、20℃、pH7の最大吸着量は55mgP/gであった。また、平衡濃度や吸着量はpHにより著しく影響を受けた。A脱着における水酸化ナトリウム溶液の適正濃度は6%であった。B1パス型、循環型、回分型のいずれの再生法についても、再生吸着剤の吸着量は未使用の吸着剤のそれとに劣らなかった。C実排水についても、モデル排水と同様な吸着を行うことができた。 |
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